医薬部外品としても「カプサイシン」は大もてです

「カプサイシン」は、唐辛子の種の付近にふくまれる辛み成分です。「カプサイシン」が体内に入ると中枢神経を刺激してホルモンの分泌をうながし、エネルギー代謝を盛んにして体脂肪の分解を進める働きがあるため「肥満予防」、「ダイエット」に効果があります。

またこの成分は食欲を増進し末梢神経を刺激して身体を温め血行を促進するため、冷え症や肩こりも改善。

「カプサイシン」には胃液の分泌を活発化させることで消化を助けたり、胃液を調節して胃潰瘍を治す（あんなに辛いのに！）ことを助けたりするんです。

このスーパー天然化合物には、肥満・ダイエット・胃潰瘍に効き目があるほか「血行促進」、「抗炎作用」、「殺菌作用」、「毛髪対策（抜け毛・薄毛・はげ）」などの効果が存在することが今日では明らかになりました。

南米から韓国に伝わった唐辛子は郷土料理にしっかりと根づき、唐辛子なしの韓国料理なんて考えられません。唐辛子料理で身体を温めるという知恵を、科学も発達していなかった時代に身をもって知っていたんですね。

食べ物とするだけではなく民間療法にもショウガやヨモギなどとともに積極的にとり入れられ、今日の健康食品にも唐辛子パワーは活用されています。